スマートフォン需要が牽引し、好調が続く日本の電子部品メーカー。2016年もこの動向が盛衰のカギを握っている。
スマホの世界出荷台数は鈍化傾向が続きそうだ。最大の市場である中国で普及が一巡したことが大きい。従来のように単純な台数増に伴う成長を維持するのは難しく、1台当たりの搭載部品数が増える企業と、そうでない企業とで明暗が分かれるだろう。
最も重要なのは、米アップルの「iPhone 7」がどうなるかだ。さまざまなうわさが飛び交う中、確実視されているのはメインカメラが二つになる「デュアルカメラ」機能が加わること。これにより、ピントを後で合わせる、顔認識の正確化、さらには秘書アプリ「Siri」が画像認識機能を持つともいわれている。
新機能の搭載で追い風が吹くのが、スマホのカメラ部品メーカーだ。イメージセンサーを牛耳るソニー、ピント合わせをつかさどるアクチュエータで圧倒的シェアを持つアルプス電気は、すでに大型投資を発表している。
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