10月14日、東京エレクトロンをはじめ、検査装置のアドバンテスト、洗浄装置のSCREENホールディングス、ウエハ製造のSUMCOなど半導体関連銘柄の株価が軒並み大幅下落した。
前日に半導体最大手の米インテルが第3四半期決算を発表。7~9月の決算が前年比で減収減益となったうえ、年間の設備投資計画を約77億ドルから約73億ドルへ引き下げるとしたためだ。期初時点の計画は約100億ドルで、同社は決算発表のたびに下方修正を繰り返している。市場の厳しさを象徴する出来事である。
設備投資の下方修正は、インテルだけではない。売上高で世界3位、ファウンドリー(受託生産)では最大手の台湾TSMCも、15日に同じく前期比減益となる7~9月の決算を発表。設備投資は直近計画の105億ドルから80億ドルに下方修正した。
調査会社の米ガートナーが10月に発表した最新の予測では、2015年の世界の半導体設備投資額は336億ドル(前年比0.2%減)となり、来16年も328億ドルと減少が続く見込みだ(図1)。
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このような半導体メーカーの業績悪化の要因は、ここ数年、停滞するPC市場に代わり半導体の市場拡大を支えてきたスマートフォンの需要減速だ。特に、景況感悪化が鮮明になっている中国において、スマホ市場に急ブレーキがかかっている。
半導体の設備投資では、インテル、韓国のサムスン電子、TSMCの「ビッグスリー」が6割以上を占める。これら大手メーカーの減速とそれに伴う設備投資の引き締めにより、製造装置メーカーの業績は当初の計画から下振れしている。
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