先人たちは、ゴルフ以外にもいろんなことを教えてくれました。
「ゴルファーにとってゴルフ場は神聖な仕事場。クラブハウスに入るときは頭を下げて、おはようございますとしっかり言ってから入るんだぞ」
そりゃ、当然のことなんですがね。当時、名もない選手の私があいさつしてクラブハウスに入っても、誰も見向いてもくれない。だったら、あいさつは省略だ。心の中でそう思っていると
「あいさつは、お天道様に向かってしていると思えばいいんだよ。『今日も元気な体でゴルフができます。お天道様ありがとう』ってね。そう思えば、相手から返事がなくても気分は爽快だ」
確かにそのとおり、いい先輩がいたものです。
そんなことを思い出したのは、最近の後輩たちが「オハヨウス」とか「オス」とか、言葉を縮めて言うからなんですね。たぶん、私の目の前まで来てあいさつなどすると、かえって迷惑をかけるなんて気持ちもあって省略してるんでしょうが、あえて、私は言うんですよ。
「あいさつは基本だぞ、おはようはしっかり言うんだよ」。後輩にそう言いながら、思うんですよね、時代は変わったな、昔先輩に言われたことを、今は後輩に言っている。でも、期待してるんですよ。早く胸張って皆にあいさつできるような選手になるんだぞと。
先日、RIZАP・KBCオーガスタではテレビの解説をさせていただき、そのプロアマ戦でプレーもしたんです。一緒に回ったのは大会のスポンサーの方と、プロは池田勇太ですが、3年間の選手会長生活が大きな経験となり、同じ組のプレーヤーのタイミング、ボールの行方に気を配り、見事なプロアマのプレーぶりでした。これもプロの大切な仕事です。そのうえチームは団体優勝。
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