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「ポスト池田」にらみ 交錯する主導権争い 公明党、創価学会それぞれの事情

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  • 平河 敦 政治ジャーナリスト

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公明党の山口那津男代表はポーカーフェースが売りだ。多少不機嫌なことがあっても顔には出さない。貴公子然としたところが、公明党の支持母体・創価学会の婦人部には人気だ。演説会では、会場から「なっちゃん」という声援がかかるほどだ。その山口氏がこの夏、浮かない表情をする場面が多かった。

1993年、非自民の連立による細川護熙政権で、山口氏は防衛政務次官を務めた。もともと東大法学部卒の弁護士で、安全保障と法律を熟知しているだけに、安倍晋三首相が狙っていた集団的自衛権の行使容認は無理筋と考えていた。「どうしてもやりたいなら、憲法を改正すればいい」と周辺には語っていた。

それでも、安倍首相はこだわった。集団的自衛権の行使を容認するための閣議決定を断行すると主張して譲らない。ならば、ごく限定した形で認めることはできないか。山口氏は、同じく弁護士である北側一雄副代表と知恵を絞った。2014年の春から夏にかけてのことである。

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