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「天皇談話」と「電撃会談」 安保法案の陰で囁かれる

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  • 歳川 隆雄 『インサイドライン』編集長
15日の特別委員会での与党単独による強行採決。民主主義のあり方に一石を投じた。(AFP=時事)

15日、衆議院平和安全法制特別委員会で「安全保障関連法案(安保法案)」が与党単独採決で可決され、翌16日、衆院本会議で通過した。与党の単独可決は望ましいことでなく、この代償は大きなものになりそうだ。

大きく報道されていないが、強行採決が行われた同じ15日、政府から注目すべき発表があった。谷内(やち)正太郎・国家安全保障局長(内閣特別顧問)が、16~20日に中国とモンゴルを訪問するというものだ。

谷内氏の訪中は2014年11月以来。安倍晋三首相が9月初旬の訪中を検討し、その実現に向け調整を図るというのが一般的な見方だ。しかし、訪中の地ならしになぜモンゴルを訪問するのか。

今回の安保法案の単独採決で、安倍内閣の支持率がさらに下落するのは間違いない。覚悟のうえとはいえ、安倍首相は失地回復を図りたい。そのためには外交で得点を稼ぐ。これが政府の方針だ。

実は驚天動地の情報が入ってきた。8月15日の終戦記念日に天皇談話が発表されるというのだ。しかも中国、韓国へのお詫びの文言が入る可能性があるという。直前には安倍首相の談話が発表される予定。お詫びや植民地支配の反省の言葉はない。ここで天皇談話が発表されれば首相談話など吹き飛んでしまう。

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