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近藤正樹 日本KFCホールディングス 社長 コンビニの存在は脅威 柔軟な出店戦略で対抗

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「チキンといえばケンタッキーという状況になっていない」。昨年1月の社長交代会見ではこう述べていた。コンビニエンスストアなど中食市場が拡大する中、どう対抗していくのか。今後の展望を近藤社長に聞いた。

こんどう・まさき●1955年生まれ。78年三菱商事入社。伯国(ブラジル)三菱商事社長を経て、2014年から現職。(撮影:梅谷秀司)

──足元の客数は前年を上回っている。これをどう評価しているか。

2013年度まで3期連続で客数は減っていただけに、ようやく下げ止まったという印象にすぎない。競争環境は一層厳しくなり、ボーダーレスの争いになっている。

──ボーダーレスとは?

外食に加えて、コンビニやスーパーを含めて、まさに食の機会の奪い合いになっている。中でも、コンビニは全国に5万店もあるうえ、好立地に出店しており、われわれにとって脅威であることは間違いない。

(「セブンカフェ」などの)コンビニコーヒーに代表されるように、調理のイノベーションはどんどん進んでいて、当社の商品もさらに磨きをかけていく必要がある。一方、コンビニ各社はチキン商品を積極的に販売しており、この市場を盛り上げているという意味では、ありがたい存在だと認識している。その中でケンタッキーのポーションも増えると思っている。

──競争環境の変化にどう対応していくのか。

まずは店長に権限を与えていく。営業時間も全国一律である必要はない。メニューは本社で複数案を作り、どの商品を選ぶかは店長に任せていく。

商圏に応じた店舗運営を実践するためには、店長が商圏に詳しくなる必要がある。だが、正直それができていない。店長によっては頻繁な異動もあり、出店地域を理解する余裕がない。今後は異動のタイミングも考え、地域のことを理解できるような人員配置にしていく。

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