株価を動かす3大要因といえば需給、材料(テーマ性)、そして業績だ。時として海外勢など特定の投資家の活発な買いや、株式市場が有望視するテーマに関連した技術・商品を持つ銘柄の株価が急騰することもあるが、業績の裏付けがない場合は、一過性の人気で終わることも少なくない。
短期売買と割り切るなら、こうした銘柄に注目するのも株式投資の醍醐味といえる。しかし、資産形成を視野に中長期での成果を期待するなら、業績が伸びそうな銘柄の中から投資対象を選ぶことが王道だろう。
そこで『会社四季報』の業績予想データを使い、有望銘柄探しに役立つランキングを作成した。いずれも、今期業績が良好な見通しであり、さらに財務指標や配当、来期予想を加味するなど、さまざまな角度から銘柄を絞り込んでいる。
なお好業績などのプラス要因はすでに株価に織り込まれている場合があるので、実際に投資する際には株価の水準を確認しておきたい。
来期も増益の見通し しかもROE8%以上
まずは高い利益成長と収益力、そして好財務と三拍子そろった「三冠王株」をランキングした。
条件は、経常利益で今期、来期とも連続増益が予想されていること。さらに、企業が株主から集めた資金や内部留保をどの程度効率的に使って利益を上げているかを示す指標、ROE(自己資本利益率)に注目。ここでは今期予想ベースで、機関投資家の選定基準とされる8%以上の銘柄を対象とした。財務面では自己資本比率が40%以上と、負債依存度が比較的小さい銘柄に限った。
これらの条件に基づき、今期予想経常増益率が高い銘柄からランキングした。前期実績が公表前の12月期決算企業などについては、前期推計値を今期予想、今期予想を来期予想と見なしている。
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1位はミクシィ。SNSは低調だが、スマートフォンゲーム『モンスターストライク』の利用者が1600万人を突破、課金収入が膨らみ業績が急回復している。今期の経常利益は前期の2.6億円から450億円へ激増する見通し。『モンスト』は北米や韓国に続き中国でも配信を開始しており、来期も増益が期待される。
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