就活で見逃しがちな｢グループ面接対策｣の重要性 一対一と勝手は違うがパターンを知れば大丈夫

｢無人島｣「砂漠」でのサバイバルゲーム。生き残りのための条件を問う極限状況でのサバイバルゲームも定番だ。生き残りのための条件を問い、とくに道具の選択を聞くお題が多い。

「無人島に連れて行くのは猟師か建築家か。2グループに分かれて議論する」（理系・上位私立大）

「無人島に持っていくなら何を選ぶか」（文系・上位私立大）

「無人島」の代わりに「砂漠」や「江戸時代」を使うお題もある。

「10人の登場人物がいて、砂漠に取り残された。7人しか連れて帰れない。誰を残すか。というディスカッション。皆のさまざまな視点にとても感動した」（文系・中堅私立大）

「江戸時代にひとつだけ技術を持ち込むとしたら何を選ぶか、そしてどんな問題を解決するか」（理系・旧帝大クラス）

AIやSDGsなどのバズワードも

バズワードとはとてもよく使われているが､定義が曖昧な用語を指す。例えば、AIがある。人工知能（Artificial Intelligence）と言っても、何を指しているのかはっきりしない。下記のお題では「将来のデジタル技術」という意味で使っているようだ。つまり、「未来の情報技術と人間の関係」を問うている。

「これからAI社会になるが、一度でも犯罪をおかした者が街中を歩いているとき、監視カメラを使いAIで管理をすることに賛成か反対か」（理系・中堅私立大）

「AIが業務に関わることに賛成か反対か」（文系・早慶大クラス）

「AIに代替されないスキルとは」（文系・早慶大クラス）

「SDGs」もはやり言葉の1つだ。この言葉を課題とする企業は、ホームページで最重要の経営課題として解説しているはずだ。事前に読んでおく必要がある。

「SDGsのために新たに取り組むべき事業の提案」（理系・上位国公立大）

「SDGsの課題を、ユニークな解決策と実用的な解決策を提示して解決しなさい」（文系・上位私立大）

「SDGsを実現するために〇〇ができることとは何か」（理系・早慶大クラス）