【産業天気図・商社】金属資源の高騰が収益牽引、5社合計純益は1兆円突破、業況感は「快晴」

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小


 鉄鉱石の今年度取引価格は4~6月分が前年度年決め価格のおよそ倍、7月以降も一段の上乗せが見込まれており、三井物産の金属資源部門の利益は純益ベースで1400億円(前期は629億円)にまで膨らむ見通しだ。

最大手の三菱商事<8058>も金属資源で一段の収益拡大が見込める。同社のドル箱は原料炭。資源メジャーのBHPビリトンと西豪州で大規模な原料炭の開発・生産を行っており、前期は原料炭事業だけで1100億円の純益を稼いだ。為替のマイナス要因はあるが、今期も原料炭を中心とする金属資源の価格上昇が追い風となり、金属資源部門の純益は2000億円近くに拡大する見込みだ。

(渡辺 清治=東洋経済オンライン)

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事