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「数字に踊らされる人」と「使いこなす人」の差 データにあたる前にまずは「想像」してみる

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  • 岡 重文 グロービス経営大学院教授

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データや数字をうまく活用して問題解決するために、押さえておきたいポイントを解説します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
問題を解決するために数字(データ)を分析することは、非常に大切なことです。ただし、気をつけていないといつのまにか数字に踊らされてしまうことも。適切な問題解決のためには、数字を見る前に考えておくべきことがあります。
この度、『入社1年目から差がつく問題解決練習帳』を上梓した、日本最大級のビジネススクール、グロービス経営大学院で教鞭を執る岡重文氏が、数字に踊らされないためのデータ分析の前に押さえておきたいポイントを解説します。

数字に踊らされないために

気合を入れて考えた企画書を説明したところ、「数字(データ)をちゃんと確認したのか」と差し戻されてしまった。「これ、今月の数字(データ)、明日までにちょっと分析しておいてくれるか」と依頼を受けた。このように、ビジネスにおいて、「数字」は切っても切り離せません。数字をうまく、武器として使いこなせれば、強力な味方になります。ただ、逆に数字に踊らされてしまうという危険もあります。

『入社1年目から差がつく 問題解決練習帳』 (書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

そこで、今回は、数字を使いこなすためのポイントを解説します。いずれも基本的なことばかりです。読んでしまえば、当たり前のことと感じる人も少なくないでしょう。ただ基本的なことは、得てして頭ではわかっているけど、ついサボってしまいがちです。そして、いざやってみるとすぐにはできなかったりします。

最初は少し面倒かもしれませんが、慣れるとすぐにできるようになるので、この機会に身につけてみましょう。

新しい地域を担当することになったあなたは、各店舗のスタッフの人数と売り上げの状況を調べてみることにしました。さて、スタッフの人数と店の売り上げは、A右肩上がり、B右肩下がり、Cバラバラ、どのような状態になっているでしょうか。考えてみてください。

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【分析をする前に想像してみる】

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