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キャリア・リスクの経済学 江口匡太著

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グローバル経済の下で「日本型経営」が揺らぐとともに、個人のキャリア形成にも確たる方向性が持ちにくくなっている。

終身雇用は本当に経済合理性がないのか。成果主義にはメリットもデメリットもあり、これをどう判断したらいいのか。昇進のリスクをどう考えたらいいのか。あるいは正社員は本当に守られているのか、非正社員にはメリットはないのか。雇用調整の対象になったら、どういう選択肢が最も得といえるのか--。

本書は、人事管理とキャリア形成の背後にあるリスクを、人事評価、昇進、技能形成、採用・転職、雇用調整などについて、実際に即して経済理論をベースに解説してみせる。

たとえば終身雇用は「後払い賃金スキーム」がキーワードになる。それは転職を制限する一方、会社負担で一人前にしようとする。制度のメリット、デメリットを認識し、それぞれの立場で選択眼を養ううえの好著といえよう。

生産性出版 3675円

  

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