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ナビゲート! 日本経済 脇田成著

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バブル崩壊、失われた10年、2008年以降の国際金融危機などの「大事件」を通して、特にマクロ経済がどう動くかを考察している。

マクロ経済にはトレンドとサイクルの区別があり、その混同が誤謬をもたらしやすい。実質GDPの2%程度の変動が景況感の変化を誘い、いわば「平熱」と「発熱」状態の差はGDPの額にして10兆円強程度であるという。日本の景気循環は輸出伸長がきっかけとなり、企業利潤増大から投資・資金が盛り上がるパターンなので、もし「発熱」した場合、このプロセスに沿った治療が必要であることが示される。

将来の「労働供給不安」と現下の「労働者過剰」についても冷静な議論を促す。

ちくま新書 798円

  

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