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「選ばれる空港」を目指してさらに存在感を増す
成田空港

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国際線も国内線も成田から

これからさらに「選ばれる空港」になるために、成田空港に何が求められているのか。その前提として、成田空港の強みを確認しておきたい。

まずなんと言っても、充実した国際線ネットワークだろう。成田空港から就航する路線は世界101都市と結ばれる。その数もさることながら、北米路線が多いことは特筆すべきだろう。東アジアの中でも最も東に位置する地理的な条件から、就航する航空会社の数が多く、北米とアジアの「結節点」の機能を有している。

世界中に向けて路線網が張り巡らされ、バランスの取れたネットワークを構築している成田空港を、「スカイチーム」、「スターアライアンス」、「ワンワールド」のいわゆる3大アライアンスも、東アジアの拠点空港として位置づけている。

成田空港と言うと国際線のイメージが強いが、実は国内線のネットワークが充実していることも忘れてはならない。現在、成田空港から17路線が日本各地に就航している。特にLCCの就航は成田空港の国内線ネットワーク強化の大きなきっかけの一つだ。12年夏には、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパン(現・バニラ・エア)が相次いで成田空港に乗り入れた。両社はその後順次便数を増加。LCCの存在が空の旅をより身近にするとともに、首都圏のゲートウェイとして成田空港を選択する利用者も増えた。

13年10月には、全日空系のLCC、ピーチ・アビエーションが成田―大阪(関西国際空港)間の運航を開始した。14年5月には、中国・上海に本社を置くLCC(春秋航空)を母体とする春秋航空日本が、成田空港を拠点に高松、広島、佐賀の3路線で就航を開始する予定だ。もちろん、成田空港のLCC国内就航便数は日本でトップだ。今後さらなるネットワーク拡充も期待される。「国際線も国内線も成田」という評価がさらに高まりそうだ。

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