CTC cloudage フォーラム ビジネスの加速を支える、戦略的IT基盤とITサービス
先進のクラウド・ビジネス・ブランド「cloudage」を展開する伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)主催の「CTC cloudageフォーラム」が、1月末に目黒区で開かれた。
「アウトソーシング」「クラウド活用の促進」をテーマに、ビジネスの加速を支える戦略的ITの事例、サービスを紹介する講演、展示が行われた。
「アウトソーシング」「クラウド活用の促進」をテーマに、ビジネスの加速を支える戦略的ITの事例、サービスを紹介する講演、展示が行われた。
主催:伊藤忠テクノソリューションズ
メディア協力:東洋経済新報社
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開会にあたり伊藤忠テクノソリューションズの森山一信氏が「ITをいかにコントロールするか」と題して主催社挨拶。クラウドの新たな展開を受け、企業システムの分野では「今後は用途に応じたクラウドの多様化も進むでしょう。ITにどうお金を使うか、をめぐり大きな変化が始まろうとしています」と訴えた。
【基調講演】
クラウド時代の企業情報システム、CTCの解
伊藤忠テクノソリューションズの藤岡良樹氏は、今後のITについて「処理能力の向上で、膨大なデータから、かなり正確な未来予測による価値創造が可能になる」と予測。「IT活用目的は業務効率化から製品サービスの開発強化へ移り、システムには量とスピードが求められるようになります」と述べた。
これらの要件を実現する次世代ITでの「キーワードはアプリケーションセントリックです」と指摘。ピーク時の負荷を予測し、それを処理するシステムを設計・構築してきた従来のやり方に代わり、今後はクラウド上のリソースを必要に応じて伸縮させ、アプリ自体が動作環境をクラウドOSに要求し、自動構築する方式になるという。その変化を藤岡氏は「少数のペットを手厚く育てるから、広大な牧場を効率良く管理する思想へ」と表現した。
続いて、東智之氏が、オープンソースのクラウド基盤ソフトウエア「オープンスタック」をはじめとする、次世代IT基盤の技術開発に貢献するCTCの取り組みを説明した。