皿洗いや育児がヘタな夫に「キレる妻」のホンネ 家事・育児に積極的な男性は増えたけれども

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家事・育児の際に、妻が夫の行動にイライラしてしまう原因とは?(イラスト:MIYU)
夫たちが妻から言われた「キツいひと言」の裏側を、現役ママでもある筆者がひもとく本連載。第3回は、育児や家事の場面で妻から発せられた厳しいひと言をご紹介します。

夫に対する「家事・育児」の評価は低い

「駐車場で遠い場所に車を止めており、車に向かって歩き始めたときに、妻から、自分だけ車を取りに行き、近くまで車を回してくるように言われた。そのときに、『もっと頭を使いなさいよ!』と言われショック」(42歳)

「僕が赤ちゃんをお風呂に入れたときに、傍らで見ていた妻から『いつもぼさっと見てるからできないんだよ』と言われた」(43歳)

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

最近のパパたちは、私たちの親世代に比べると、家事・育児に積極的な男性がとても増えていると思います。まったく家事も育児も妻に任せているという男性のほうが珍しいくらいですよね。それなのに、なぜか妻たちの夫に対する「家事・育児」の評価は低い。私の周りでも、そのことで自分の夫にイライラしているママたちは多いです。

それには、女性ならではの2つの特徴が関係しているように思います。

[1]女性は、身の回りのものを注意深く見て、細かい変化にもよく気がつく
[2]女性は常に最悪の事態を想定して、先々まで予測して行動を決める

まず、[1]のほうから、具体的に例を挙げて解説してみたいと思います。ママ友から先日こんな話を聞きました。

「夫に子供の着替えを頼むと、上の子と下の子の洋服をよく間違えるんです。2歳違いで確かに大きさは近いのですが、性別も違うし、下の子の服を上の子に着せれば、明らかにパツパツ。なのに、気づかず保育園に連れて行ってしまうんです」(7歳女子と5歳男子のママ)

また、よくママたちから聞く話として「夫に食器洗いをしてもらうと、汚れがいつも残っているので洗い直している」というのもあります。女性の場合、目に見えない油汚れが残っていないかなどは、常に注意して見ながら洗い物をしている人が多いと思いますが、男性にはその視点がない人が多いかもしれません。

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