本気を引き出し、本気で応える
未来を育む濃密な時間 麗澤大学

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千葉県柏市に広がる東京ドーム10個分の広大な敷地に、約2600人の学生と約250人の教職員が集う麗澤大学はある。花や木々が目に優しい「ガーデンキャンパス」。そこで、マンモス大学とはひと味違う密度の濃い大学教育が展開されている。個々の顔が見える関係の中で、学生のやる気を引き出し、それに全力で応える。学生を育むことを大切にする大学教育がここにある。

顔の見える関係だから
頑張ることができた

株式会社近鉄エクスプレス勤務
外国語学部中国語学科卒
黒田 亮佑さん

「麗澤大学で中国語を学んでいなければ、今の私はなかったと思います」。2009年に外国語学部中国語学科卒業後、株式会社近鉄エクスプレスに入社して国際物流の現場で活躍する黒田亮佑さんは言い切った。

中国語で話す・聞く・書く・読む力を身に付けたかった黒田さんにとって、学生23人に1人の専任教員がいる麗澤大学は理想的な環境だった。最少で9人ということもあった授業は、教員と学生の関係がとても密接。学生一人ひとりに目を配った親身な指導を受け、黒田さんは「こんなに面倒を見ていただける先生の期待に応えたい、と強く思いました」と話す。

そう感じたのは、黒田さんだけではなかった。中国語学科の中には、学生同士の勉強会グループが自然と立ち上がり、黒田さんも講義のない時は、毎日のように学生食堂の営業が終わる午後10時ごろまで、仲間たちと勉強した。そこにも教員が加わって質問に答えてくれる。そんな雰囲気の中で、ビジネスシーンにも使えるレベルの中国語を身に付けた。

今の仕事でも時折、中国語で電話のやり取りをすることがある黒田さんは「4年間、必死に頑張ったからこそ、中国語は忘れないし、当時の仲間との関係が薄れることもありません。麗澤大学は、本気で勉強したい、伸びたいという学生の気持ちを裏切ることはないと思います」と熱く語る。入社4年目。若手社員の中から1年間のニューヨーク研修生にも選抜された黒田さんの頑張りの土台は、間違いなく麗澤大学で培われたものだ。

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