デルが「総務部情シス」を支援する理由 デジタル時代に必要な経営トップの参謀

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中堅企業の成長に貢献するデルのビジネスモデル

中堅企業に対するさまざまなサポートをしている同社だが、その最大の強みは、何といってもインサイドセールスだろう。最近でこそ、インサイドセールスという言葉をよく耳にするようになったが、同社は日本で約25年の実績がある。インサイドセールスの質を高めるため、そして、個々の顧客の状況に応じた対応をするため、育成制度を充実させているという。

「ITコーディネータなどの社外資格の取得を推進し、日本固有のカリキュラムを整備するなど、当社の育成制度は、IT業界トップレベルであると自負しています。情シスの方は多忙ですので、問題はすぐ解決したい。そうした要望に応えるために、30分以内に応答することを目指しています。また、全社を挙げてお客様の満足度向上を目指しています。おかげさまで、性能や機能、コストだけではなく、運用性や信頼性、サポートにおいて高い評価をいただいており、継続購買率は年々上昇し、約75%となっています」

マイケル・デル氏が、パソコン専業メーカーとして1984年に創業したデル。今ではPCからサーバー、ストレージまで、すべてのITハードウェアを提供できる会社に変貌しているが、「顧客の小さな変化や潜在的課題を見逃さず、的確な提案をする」という姿勢は創業当時から変わらない。

「今の時代は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧さ)の頭文字を取って、『VUCA』と称されていますが、まさに今後の総務の仕事を表しているとも思えます。最近では、戦略的な総務部の方とお話しする機会も多くなりました。経営参謀であり、さまざまなプロジェクトに着手しています。そのほとんどがIT関連の解決策を求められています。その主体となる総務部情シスを支援することで、今後も中堅企業の成長に貢献していきたいと考えています」


 

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