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旧カネボウにも投資する老舗ファンドが解散へ、信用収縮がダメ押し

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金融市場の混乱が続く中、企業買収を手掛けるファンドにも影響が及び始めた。

企業再生を手掛ける日系のプライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)の老舗「MKSパートナーズ」(松木伸男社長)が、運営するファンドを来年いっぱいで解散する検討をしていることが明らかになった。同社は現在、国内と海外のファンド2本、合計約600億円を運営しているが、「金融機関からの借り入れ条件も厳しくなり、新規投資を実行する環境にない」として、ファンドに出資する投資家に対し、解散に向けた説明を始めた。MKS自体は存続するという。

同社は1982年の創業。アドバンテッジ・パートナーズ、ユニゾン・キャピタルと並び、日系PEファンド“御三家”の一角として草創期を担ってきた。ただ、ここ数年は社員の退職が相次ぎ、その動向は金融界で早くから注目されていた。

「ドーワワークスを最後に、だいぶ前から新規の投資を検討していなかった。マネージング・ディレクターが何人も抜けて、投資を実行できる体制になかったのではないか」と大手銀行の買収ファイナンス担当者は語る。実際、水面下で検討されていた投資案件に、買い手候補として最後まで残ることもなくなっていたという。

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