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リサイクルに革命!古紙「その場で」再生紙に 機密情報を完全抹消、紙の購入量も削減

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  • デュプロ精工 制作:東洋経済企画広告制作チーム
ビジネスの現場では日々膨大な量の紙が消費されている。デジタル化技術やITの発達によってペーパーレス化も進んでいるが、依然として紙の必要性はなくならない。そうした中、環境負荷への影響をはじめ紙使用によるデメリットを克服するだけでなく、さらに企業価値の向上に寄与する革新的な小型製紙装置「RECOTiO」が登場した。「オフィスで古紙を再生する」という新発想が企業にどのような価値をもたらすのか、その特長に迫った。

オフィスで再生紙をつくる新しい紙利用の形

ビジネスの現場では、日々ありとあらゆる文書の作成に膨大な紙が使われ、そして破棄されている。

数字もそれを物語っている。日本は世界屈指の紙生産・消費国だ。日本製紙連合会の発表によると、日本の紙の生産量は世界第三位。一人当たりの年間消費量は、驚くことに200キログラムを超える。周知のとおり、紙の原料の多くは木材であり、リサイクル率が向上してきているとはいえ、紙の消費はすなわち森林資源の破壊に直結してしまう。

もちろん、デジタル技術やITの発達によってペーパーレス化も進んでいるが、ビジネスシーンや職種によってはデジタルで代替不可能な紙の価値が求められる場合もある。

紙は視認性が良く、直感的な理解をもたらすため、人間の脳で把握・判断しやすいという利点がある。よって、長文資料や提案書、またアイデアワークなどでは紙が使われることは依然として多く、これからもデジタルに完全に取って代わられるということはないだろう。

ならば、使用した紙を自社内でリサイクルし、繰り返し使うことができれば、紙のデメリットである環境への影響という側面も解決できることになる。小型製紙装置「RECOTiO(レコティオ)」は、それを実現する機械だ。

環境・社会に貢献し企業価値向上に役立つ

古紙をセットし、スタートボタンを押すだけの簡単な操作で作業が可能

「RECOTiO」は、使用済みの用紙を「その場で」再生紙によみがえらせるというこれまでにない発想で開発された小型製紙装置である。

最大の特長は、古紙100%の白い用紙に再生できるところだ。しかも、シュレッダーにかける必要がなく、紙の繊維を傷めず、紙の劣化を抑えられるため、繰り返し半永久的に紙を再生し続けられる。

オフィス内で用紙がリサイクルされ循環することにより、紙を新たに購入する量を大幅に減らすことができる。

薬剤を使用することなく、水のみで紙をほぐし、トナーを除去。また、紙の製造過程でも増強剤を使わないので、水のみで再生紙をつくることができる

また「RECOTiO」は、再生工程でも高い環境性能を発揮する。通常古紙再生過程では、繊維をまとめる増強剤や紙を白くする漂白剤が使われることが多いが「RECOTiO」は水だけで古紙をほぐし、再び製紙することができるのだ。加えて、小型製紙装置としては世界で初めてトナー除去機能を搭載。漂白剤を用いずに、トナーで印刷された印字成分を取り除き、紙を白く戻すことができる。最終的にゴミとして排出される量もトナーなどわずかである。

「もちろんすでに紙のリサイクルは進んでおり、日本での回収率は80%を超えています。ボール紙の古紙利用率は90%を超えていますが、オフィス古紙を含む紙分野では、古紙利用率が40%程度にとどまっているのが現状です。それに対し『RECOTiO』は、リサイクルによってオフィスで使用される用紙を生み出すことに加え、従来のように紙の購入やリサイクル業者を介する際の運搬・輸送などの流通過程で発生するCO2の排出も低減できます」と、同製品を生み出したデュプロ精工の長田優輔氏は、その優位性を語る。

顧客製品開発部門
開発プロジェクトリーダー
長田 優輔

最新機種の発売以来、とりわけ環境意識の高い企業や自治体などから早くも注目を集めているが、「RECOTiO」の真価は環境性能以外のところにもある。「紙を再生する機械が社内にあって、自分が使った紙がリサイクルされるのを目の当たりにし、その再生紙を使うことで、環境貢献やCSRに対する当事者意識が高まります」と長田氏。

会社を挙げてCSRを進めても、社員一人ひとりが社会的責任を果たすという意識を高めなければ、取り組みは成功しない。こうしたCSRの意識を高めるうえで「RECOTiO」は有効な手段になりえる。2015年、国際連合でSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以降、グローバルな視点で持続可能性の維持に寄与することが求められている。こうしたSDGsへの取り組みや発信にも役に立てるという。

環境や社会への貢献だけではない。使用済み用紙を繊維段階まで溶解して白い紙に戻す「RECOTiO」は機密文書などの処理などのセキュリティ対策にも極めて有効だ。「シュレッダーよりも確実に情報を消去できます。外部に委託されている機密文書の処理を社内でできるようになり、情報管理の安全性を高めることができます」と長田氏は語る。

顧客のニーズに応えるとともに社会的責任も果たす

「RECOTiO」にこれだけ多くの価値を付加できる理由は、開発したデュプロ精工にある。同社は印刷機をはじめ製本・断裁・メーリング機などの情報処理機器の開発メーカーとして業界で確かな地位を築いている。

取締役
顧客製品開発部門長
大谷 壽希

「『RECOTiO』の開発は、紙の良さや便利さを熟知しているがゆえに、紙を継続して使っていきたいと考えているお客様のために、資源利用や環境面などでの紙の弱点を解決したいという思いから始まりました」と語るのは、開発の長を務める大谷壽希氏。安定した用紙搬送技術、高いカット精度、高い操作性など事務処理機器としての高い機能・性能は、デュプロ精工の技術力があってこそ実現したものだ。「紙を対象とした製品をつくる当社は、紙資源にかかわる課題に無関心ではいられません。事業を通じて社会や環境に貢献しつつ、お客様のニーズに応えることが当社の使命だと考えています」と大谷氏は語る。

デジタル化への対応は、目的ではなく、あくまでも業務改善や生産性向上の手段である。形ばかりにとらわれ、ペーパーレス化を急ぐと、かえって業務に混乱をきたしてしまう場合もあるだろう。

「RECOTiO」は、通常とは異なるアプローチで業務のデジタル化を支えながら、SDGsに資する機器であり、社員の環境意識を高めるツールと言っていいだろう。多様な側面から企業価値向上への貢献が期待できそうだ。

再生紙を通じて、障がい者の「やりがい」を創出

愛知県豊橋市役所では「RECOTiO」を導入し、庁内障がい者ワークステーション「わくわく」で、再生紙の生産を行っている。総務部の中西実沙氏は導入の経緯についてこう語る。

豊橋市役所
総務部人事課
中西 実沙
豊橋市役所
総務部人事課
森 敬司

「530(ゴミゼロ)運動発祥の地として知られる本市は、『第5次豊橋市総合計画』においても環境を大切にするまちづくりを目指し、庁舎に緑のカーテンを張ったり、市民の方に向けて、紙袋など雑紙の回収を呼びかけたりしてきました。今回、用紙リサイクルのさらなる促進と『わくわく』のスタッフの職域拡大の一つとして導入に至りました」

名刺や庁内の配布物には「わくわく」でつくった紙だということを記載してPRしている

「わくわく」のスタッフが庁内の各課を回り、古紙を回収。毎朝4.5キログラムの古紙を投入して、16時ごろには、約900枚のA4用紙ができあがる。印刷まで「わくわく」で請け負っており、生産された紙は、庁内の名刺や配布文書に活用されている。「わくわく」支援員の森敬司氏は、導入の効果について、環境美化以上の手応えを感じている。

「市役所ではまだまだ紙文化が根強いため、需要は高い。職員は印刷業務をこちらに委託することで本来の業務に集中できますし、また、『わくわく』のスタッフにとっても、実際に各課を回って、顔の見える相手から必要とされることで、働きがいを持って仕事ができています」

森氏は今後さらに、庁内での古紙回収と再生紙生産を徹底していくと言う。単なるリサイクルにとどまらない、豊橋市役所ならではの「働き方改革」に注目だ。


“SDGs時代の環境と社会、そして未来へ”をテーマに、環境への関心の高いビジネスパーソンや一般消費者、行政・自治体など、環境を取り巻くさまざまなステークホルダーが集まる展示会にデュプロが出展します。

会 期 2018年12月6日(木)~8日(土)
会 場 東京ビッグサイト
入場料 無料(登録制)
ブース 東2ホール2-035