週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

「62歳独身女性」が抱える不安原因は家族 老母と子を守るだけでは全員が破綻する

7分で読める
  • 高山 一惠 ファイナンシャルプランナー(CFP)

INDEX

80歳の母親に加えニートの娘の面倒まで見ることに。家族と自分を守るには、どうしたらいいのでしょうか(写真:digitalskillet/iStock)

今回、私たちファイナンシャル・プランナーの事務所に「お金の相談」に来たのは、62歳の独身女性C子さんです。長年勤務したアパレル系の会社に再雇用され元気に働いているのですが、50代前半くらいかと思うほど、若々しいとてもすてきな女性です。

そんなC子さんですが、大きな悩みがあるというのです。「24歳になるニートの娘と80歳になる浪費が激しい母親がいて、将来がとても不安です」とのことなので、早速お話を聞いてみることにしました。

夫が友人と浮気!44歳で離婚、シングルマザーに

C子さんは、30歳の時に勤務先の会社の同僚と結婚しました。その後、8年の歳月を経て、長女を出産。順風満帆の結婚生活でしたが、ある時、夫の浮気が発覚! なんとあろうことか、C子さんの友人と浮気をしていたのです。

当時娘さんが6歳だったこともあり、離婚は回避したかったそうですが、友人と浮気していたということがショックすぎて許せなかったそうです。そこで、娘さんを1人で育てることを決意しました。

以来、女手一つで娘さんを育ててきたC子さん。ひとり親というハンディキャップを感じさせないようにと、正社員でバリバリ働き年収は600万円台をキープ。娘さんがやりたいことなどは、ほとんどかなえてきたそうです。

娘さんは高校を卒業後、美容師になるべく専門学校に進学しました。しかし、卒業後は美容師として働いたというところまではよかったのですが、仕事がきつかったこともあり、22歳の時に退職してしまったのです。以来、無気力状態が続き、現在までニート生活を送っているとのことです。

C子さんは、ニートの娘さんの将来を案じ、頭を悩ませている様子でした。しかも冒頭のようにC子さんの悩みは、それだけではなかったのです。

次ページが続きます:
【80歳の実母の浪費グセの実態とは…】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象