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ブラック企業は避けられる!中小企業も早くから視野に

 
玉石混淆の中堅・中小企業の情報を編集部が厳選して収録した『就職四季報中堅・中小企業版』 2015年版は、2014年1月23日発売

このところ「始めからえり好みせず中小企業をねらおう」という就活生が増えています。「2015年卒ブンナビ学生アンケート(2013年9月実施)」調査でも、「できれば大手企業に就職したい」という人と「中小・ベンチャー企業に就職したい」という人が両方とも増えているという結果が出ています。「大手しか考えていない」「大手かどうかは気にしない」という人はともに減っているので、明確な意志をもって中小・ベンチャーを狙う層が出てきているのです。

一方で、新興企業にはいわゆる「ブラック企業」である危険性もはらんでいます。言葉の定義は人によって異なるものの、誰しもせっかく入社した会社をすぐに辞めなければならないような労働環境の悪い会社に入ることを望んではいないはずです。

ここで、ブラック企業を見極められる唯一の就活生向け媒体である『就職四季報』から、中小・ベンチャー企業を見るうえで特にチェックすべき点を伝授しましょう。まず、離職率を確かめること。特に新卒入社3年後離職率が重要です。ただ、中小規模の会社の場合、採用人数が少ないので、3年間で全員辞めたと言っても、それが1~2人といったこともよくあります。母数の3年前入社者数とともに3年間の離職者数をチェックしてください。

もともとこうした指標は公開していないというケースもよくあります。そのときは平均勤続年数を聞くか、採用数と従業員数の割合をチェックしてください。従業員数に照らして、あまりにも採用人数が多すぎる会社は要注意です。最初に触れたように、あらかじめ大量離職することを見越して大量採用していることがあるからです。

もちろん急成長しているベンチャー企業も人手不足になるため大量採用することがありますが、この場合は過去数年にわたって採用数と従業員数の推移を教えてもらってください。採用人数に応じて従業員数も拡大基調にあれば問題なしですが、大量採用しているのに従業員数はあまり変わらないようなら大量離職が懸念されます。

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