エイベックスがベンチャーを支援する理由 ヒットの創出と業界の活性化に向けて

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「松浦勝人賞」に輝いたのはクラスターの加藤氏。松浦社長は「限りなくシナジーがありそう」と授賞理由を語った。受賞した加藤氏は「ライヴやデジタル、アニメなどに力を入れるエイベックスとは大きなシナジー効果を発揮できると思っています。ビジネスが発展する予感がします」と感想を述べた。

好きな仕事をやっている人に投資したい

エイベックス・ベンチャーズがこのようなイベントを開催した理由は、新たな投資案件を見いだすためだけではないという。松浦社長は次のように語る。

「まず社員たちにこうしたイベントを経験させたいという思いがありました。実際、参加希望者も多く、社員たちに同世代のベンチャー起業家たちが今、何を考えているのかを知らせてあげることができた。そこに一つの意義があったと考えています」

松浦社長自身はどのような感想を持ったのか聞いてみると、今後の投資方針と合わせて次のように語ってくれた。

「今回、イベントに参加してくれた起業家たちの起業動機は、好きなことや、自分の持っている技術やノウハウに由来しています。ただ単に儲かるから、誰もやっていないからという理由でやっている人たちではない。その仕事を本当に好きでやっている。そんな人に私は投資したいと思っています」

エンタテインメント業界のさらなる活性化に向け、新たなスタートを切ったエイベックス。今後の取り組みが注目される。

松浦社長(左)と「松浦勝人賞」を受賞したクラスターの加藤氏