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トップインタビュー
資産規模2000億円へ成長とチャレンジを続ける

ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ 代表取締役社長
鈴井 博之

―― 合併から1年。時価総額(今年4月18日現在)は約3倍に増えて1000億円を超えました。

鈴井 時価総額1000億円は合併時の目標でした。一部の機関投資家は投資の基準を時価総額1000億円以上の銘柄としているので、これをクリアすることで流動性が高まり、投資口価格の安定にもつながると期待しています。

―― 「ヒルトン東京ベイ」の不動産信託受益権取得ではどのような反応がありましたか。

鈴井 日本を代表するホテルであり、投資家やメディアから注目されていると感じています。ホテル不動産の認知度を高め、投資用不動産としての市民権を確立していくという観点でも意味のある取得であったと考えていますし、今後も努力を続けなければなりません。

―― 時価総額1000億円の次の目標は何でしょうか。

鈴井 資産ポートフォリオの収益性、安定性、質を追求するという運用の目的に合わせて、資産規模2000億円を2、3年以内に達成することが目標です。日本を代表する地域、魅力のある地域、話題性のある地域でありながら、まだ物件を保有していない京都、軽井沢、北海道等々でも取得を目指したい、と思っています。

―― JHRとして理想とするホテル像を持っていますか。

鈴井 固定賃料であろうと変動賃料であろうと、その源泉はホテルの収益です。ホテルブランド、ホテル従業員、ホテル経営会社、ホテルオペレーター等々多くの関係者の協力のもとホテルの価値は生まれます。私たちは不動産オーナーの立場ですが、こうしたホテルビジネスをしっかり理解し、ホテル側との相互理解、協力関係を築いていくことが多くの関係者の利益に資するものだと考えています。理想のホテルはこういった関係が築けるホテルです。

ホテルビジネスの知識もあり、収益性を高める中長期的な取り組みをホテル経営会社やオペレーターにご提案させていただくこともあります。最近では、IT世界のオープンソース・ムーブメントのように、若手や外部の人からアイデアを募り、それを商品・サービスに作り込んで、販売する動きを推奨しています。

実際に、主婦からメニューを募集するオリエンタルホテル 東京ベイの「ママシェフ大募集」、地元の郷土料理を募集するホテル日航アリビラの「“読谷を味わう“料理レシピコンテスト」などの企画が立ち上がりました。ハード、ソフト両面の洗練度にプラスして、人とのつながりを大事にしたホテルづくりに貢献したいですね。

 

資産運用会社
ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社

電話 : 03-6422-0530
受付時間 午前9時~午後5時
(土日祝および同社指定の休日を除く)

WEBサイト:http://www.jhra.co.jp/