真のプロフェッショナルが提供する
ホテル不動産への魅力的な投資機会
J-REIT唯一のホテル特化型リート「ジャパン・ホテル・リート投資法人」が今年4月、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルとして国内屈指の知名度を誇る「ヒルトン東京ベイ」が入居する土地・建物不動産信託受益権を取得した。ホテルを投資用不動産として日本に根付かせようという熱意にあふれる資産運用会社スタッフの高い専門性を背景に、ジャパン・ホテル・リート投資法人の資産ポートフォリオは本格的な成長軌道に乗った。
「ヒルトン東京ベイ」の不動産信託受益権を取得
加速する資産の成長
その動きは迅速だった。日本ホテルファンド投資法人とジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人が合併して「ジャパン・ホテル・リート投資法人」(JHR)が発足した昨年4月からちょうど1年。JHRは「ヒルトン東京ベイ」の不動産信託受益権の取得を決定した。
本ホテルの土地・建物に関する賃料受益債権の90%の取得であり、10%は第一生命保険株式会社が引き続き所有する。全国29のホテルを所有するJHRのポートフォリオの中でも最大の「トロフィー・アセット」で、価格は約260億円。総資産約1600億円の15%超を占める大型物件の取得となった。
JHRの資産運用会社、ジャパン・ホテル・リート・アドバイザーズ株式会社の鈴井博之社長は「ホテルにとって、『ヒルトン東京ベイ』が立地する舞浜エリアは、オフィスで言えば、丸の内、大手町に匹敵する超一等地。レジャー客の増加、観光産業の成長を取り込むというJHRの方針に必要不可欠なアセット」と位置付ける。
JHRは昨年9月、大阪市のホテル京阪ユニバーサル・シティと東京・港区のホテルサンルート新橋の2物件を取得したばかり。矢継ぎ早の取得攻勢に、鈴井社長は「成長できる時に、いかにスピード感を持って成長できるか、がカギという認識を社内で共有して取り組んでいます」と語る。