慣れてきたら自分の音読を是非録音して聞いてみましょう。そうすることによって、思わぬ発見があるかもしれません。抑揚が足りないとか、滑舌が悪いとか、意外と良い声だとか等々です。私も最初自分の声を録音したときは、自分の声と信じられず、どこの叔父さんの声だろうかと錯覚しました。
余裕があれば、音読した記事について面接で質問を受けたと仮定して、自分なりの発言を考える練習をすることをお勧めします。最初は記事を簡単にまとめるだけでも構いません。
慣れてきたらワイドショーのコメンテーターになったつもりで自分の意見をまとめ、発言したものを録音して聞いてみましょう。最初は発言もおぼつかないと思いますが、徐々に自分なりのスタイルを作ることが出来てくると思います。
模擬練習は社会人になっても役立つ
例えば、音楽をやる人であれば、自分の演奏や歌を録音した経験は誰でもあるのではないでしょうか? 私も学生時代はジャズのビッグバンドでアルトサックスを演奏していましたが、録音して聞いてみると、しっかりと音が止まっていないとか、音のダイナミックスが足りない等の発見をすることがありました。
資格受験予備校の講師を始めたときは、自分の講義を録音して、スピードや喋り方の癖をチェックしました。鏡を見ながら表情をチェックしたりすることもありました。
模擬練習をして準備することは、決して就活で終わることではありません。社会人になってからもプレゼンや交渉など何度も試練が訪れます。その際にも就活で実践した面接の模擬練習が役に立ってくるはずです。
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