思わずハマる!海外ドラマが持つ独特の魅力 あの「タイム・トンネル」を知っていますか

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海外でヒットしている連続ドラマには、SF系作品も少なくありません(イラスト:ツネオMP / PIXTA)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。「たかみひろしのシネマ・ショウ」をお届けしよう。
音楽・映像プロデューサーのたかみひろし氏が、毎回の特集するテーマに沿って必見のDVD/ブルーレイ作品を講評とともに紹介する企画。今回は海外連続TVドラマ特集だ。

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米国でDVDが発売されてから、かなり待たされた「タイム・トンネル」の日本でのDVD化は、2014年の1月と3月。2BOXとして初めて発売となった。コピー風に紹介すると、「1967年からNHKで放送され、日本中の少年を虜にした傑作タイム・トラベル・ドラマが、当時の吹替版でついにDVD復活!」となる。本作は見だすと徹夜間違いなしの面白さだ。僕はずっとLD-BOXを大切に所有していて、今でもたまに観ることがある。

モノ・マガジン12月16日号(12月2日発売)。特集は「ハイレゾも、アナログも!美音絶対主義」「洋酒のとりこ」「ごちそうと健康食」「2015年冬の買い物術」などです。上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

数限りなくある海外TVドラマの中で、ぼくにとって不動のナンバーワンは、(本欄担当のモノマガ男もハマった!)「プリズナーNo6」だ。続いて「スタトレ」と「タイム・トンネル」。さらに「宇宙家族ロビンソン」(SFコメディー⁉)、「原子力潜水艦シービュー号」、「事件記者コルチャック」、「ミステリー・ゾーン(トワイライト・ゾーン)」、「アウターリミッツ」といったSF古典ドラマも外せないところ。近年作ではなんといっても、ギネスブックにも世界最長SFドラマとして記載された「スターゲイト SG-1」が断トツで、「LEXX」「ファースケープ」~「バトルスター・ギャラクティカ」あたりも、かなり好みの作品だ。

名を挙げだすとそれだけで本欄が埋まってしまいそうだから、今回はSF系TVドラマだけにしておく。僕はこれらの作品のほとんどを、リアルタイムで見てきた熱烈なる海外TVドラマ・ファンでもあるのだ。そして“新世紀アメリカン・ドラマ”と称された現在の話題作も、可能な限りは見ている。今回はDVD/ブルーレイ化されている最新TVドラマの中からも厳選してみた。

次ページ1本目は“歴史青春ドラマ”
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