「バクマン。」に見る、ジャンプ編集部のリアル

副編集長、相田聡一氏に聞く

(C)2015映画「バクマン。」製作委員会
『DEATH NOTE』の大場つぐみ原作、小畑健漫画による累計1500万部超えの大ヒットコミック『バクマン。』が実写映画化。10月3日から全国で公開されている。週刊少年ジャンプの頂点を目指し、2人の若者たちが奮闘する現代の「まんが道」ともいうべき作品。『DEATH NOTE』ファンはもちろんのこと、サブカルファン、クリエーターファンなど、一般読者から業界関係者まで幅広い層から支持を受け、大ヒットを記録。アニメ化もされ、話題を集めた。
本作のメガホンをとるのはマンガ好きを公言している『モテキ』の大根仁監督。夢を追いかけるためにタッグを組む主人公のマンガ家コンビには佐藤健と神木隆之介。その他、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキー、ら豪華キャスト陣が総出演。週刊少年ジャンプが追求してきた「友情」「努力」「勝利」というテーマを内包した熱きエンターテインメント作品となっている。
本作で目を引くのが、週刊少年ジャンプが作られる過程を描きだしたドラマだろう。編集者とマンガ家の二人三脚、アンケートシステム、新連載および打ち切りを決める会議など、知られざる裏側が続々と登場する。そんな本作を本職のマンガ編集者はどのように見たのか。『バクマン。』の初代担当編集者であり、『週刊少年ジャンプ』副編集長の相田聡一氏に話を聞いた。

監督は思った以上に編集部のことを知りたがっていた

――「週刊少年ジャンプ」編集部の裏側に迫った本作ですが、「バクマン。」の初代編集担当だった相田さんの目から見て感想はいかがでした?

単純に面白かったですね。マンガを実写にするために、多少は実写向けにアレンジした部分もありましたが、全体的には理想的な形での実写化となったと思います。

――大根監督をはじめとしたスタッフが、ジャンプ編集部に取材に来ていたそうですが。

とにかく編集部の雰囲気を少しでもつかもうとしていましたね。僕たちが思った以上に編集部のことを知りたがっていたので、できる限りお話をさせていただきました。

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