働きたいママが「ドラフト会議」で訴えたこと

多彩な経歴を持つママたちが登場

ファイナリストに選ばれたママが企業担当者の前で強みをアピール。一緒に働きたいと思った企業は「いいね!」を上げる

会場の視線とメディアのカメラは、入場してきた6人の女性に一斉に注目した。6人は驚きの表情で着席。時折笑顔を見せ、なんとかリラックスしようとはしているものの、緊張は隠せない。

2015年7月21日、「ママ・ドラフト会議in福岡」が開催された。「ママ・ドラフト」とは、再就職を希望するママのためのコンテストで、NPO法人ママワーク研究所が主催した。会場に集まったのは「有能なママ人材を求める企業」の採用担当者である。

ママたちが就職への思いをプレゼン

トップバッターの女性が、協賛企業の採用担当者や一般の観覧者、約70人の前に進み出る。転勤族の夫を支えながら3人の子育て中という彼女は、引っ越した先々で交流の場を作り出したエピソードを披露。対人能力の高さで、相手からたくさんの情報を引き出せるのが強みであり、企業と顧客を結ぶコミュニケーターのような仕事ができると主張した。

スピーチを聞き、機会があればこの女性と一緒に仕事がしてみたいと思った企業は、「いいね!」のプラカードを上げる。いくつも上がったプラカードを見て、女性は緊張から解き放たれたような笑顔を見せた。

その後も、英会話教室のマネージャーや冠婚葬祭の司会業、小学校教諭、アパレルのバイヤーなど、多彩な経歴を持つママたちが登場。自分のスキルや挑戦したい仕事、望む働き方などについて、約3分間のスピーチに臨んだ。

スピーチの後は質疑応答。その内容も踏まえて、企業の採用担当者と特別審査員が審査。企業による「いいね!」ポイントと、4人の特別審査員によるポイントの合計で、グランプリを決定した。

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