入り口を入ると、小さな男の子を抱っこしながらデスクに向かう男性社員の姿が目に飛び込んできた。さらに奥に進むと、カラフルなおもちゃやビニールプールがある一角で別の子どもたちが遊んでいる。ここは、体験型のカタログギフトの企画・販売を手がけるソウ・エクスペリエンス(Sow Experience)のオフィス。彼らは、子連れ出勤をするスタッフが連れてきた子どもたちだ。
同社はフルタイム、パートタイムにかかわらずスタッフの子連れ出勤を認めており、このような「オフィスに子どもがいる風景」が日常になっている。この4月には「『子連れ出勤』100社プロジェクト」を開始し、「『子連れ出勤』制度を導入する会社を全国100社に拡大する」という目標を掲げている。毎月実施している「オフィス見学会」は大盛況で、これまでに30社ほどからコンタクトがあったそうだ。
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