「値段以上」は本当!ニトリのベッドの底力

無印、ニトリ、イケアをプロが本気で検証

こちらが、ニトリの「Nスリープ・プレミアム」

最近は無印やイケアなどでも魅力的な商品があるが、仕事柄、さまざまなベッドを寝比べている筆者は、その中でも「ニトリ」の自社オリジナルマットレス「Nスリープ・プレミアム」に1票を入れたい。

「Nスリープ・プレミアム」(P1~P4の4種類)は、シングルサイズで3万6945~6万4723円と比較的手が届きやすい価格だ。

筆者は日頃、自宅で10万円ほどのマットレスを使っているが、それと比べても「これはいい!」と思う。

包み込まれるような寝心地のワケ

この商品は、ニトリが昨年11月末に発売した自社オリジナル商品だ。横になるとそのフィット感に驚いた。同社はその感覚を「包み込まれるような寝心地」と表現している。一度寝てみるとわかるが、誇張ではない。マットレス表面の生地はウールを使い高級感もある。

この寝心地の秘密はどこにあるのか。最大の特徴は、通常のベッドでは1層のポケットコイルが2層になっていることだ(※ポケットコイル:コイルをひとつずつ袋で包み、隙間なく並べる。コイル同士が独立して動くため、身体を点で支える特徴がある)。

上段と下段のコイルにはそれぞれの役割がある。上段は身体のラインに沿い、下段は上段の沈み込みを支え、2層で身体全体から均一に圧力を分散させているのだ。さらにマットレスは、このポケットコイル上に入る詰め物が寝心地と寿命を大きく左右するが、各種ウレタンの組み合わせで好みのフィット感も選ぶことができる。

そもそも身体に合うマットレスとは何か。日本では硬めの寝床が身体によいと言われてきたが、それは昔のこと。現在は「柔らかく、しっかり支える」マットレスが主流になっている。

理想のマットレスとは、リラックスして立った状態の背骨S字ラインそのままに、横にした形を維持できる弾力性(コイル)とクッション性(詰め物)を言う。

柔らかすぎるマットレスは、腰が沈み身体の負担が大きくなり、硬すぎるマットレスは、身体が反った形になりこちらも腰の負担が大きくなる。人はそれぞれ体型や体重が異なるため、ネット上などで口コミのいいマットレスが、あなたにも合っているとは限らない。やや面倒かもしれないが、売り場やショールームで実際に試してみたほうが絶対にいい。

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