バンコクに住む若者たちの日常
ジョエル君は大学卒業後、ホテルのシェフになりました。月給はサービス料(チップ)込みで1万6500バーツくらい。1バーツ3.6円程度(2015年2月現在)なので、日本円にして約6万円弱です。
タイの物価は日本より安く、おおむね日本の3分の1から4分の1なので、日本で言うなら月給20万円強。まあまあとも言えますが、ジョエル君いわく「いいホテルはもっと給料が高いので移りたい。ヘッドシェフになれば、月に10万~20万バーツ(36万~72万円)稼げる」と、向上心に燃えています。
ジョエル君はホテルのベーカリーでバイトをしている20歳の彼女とふたり暮らし。家賃1万バーツ(約3万6000円)は彼のほうが多く出しているそうです。
デートはバンコク市内にあるチャトチャック・ウィークエンド・マーケットという1万5000以上の屋台が集まる市場が定番。暑さが厳しくない11月から2月くらいの間はビアガーデンが登場するので、そこでオープンエアで酒を飲むそうです。基本的にシンハービールなどの安価な国産ビールが中心ですが、「この前、日本のアサヒを飲んでみたけど、すごくおいしかった」と言っていました。