すごい向上心!タイの若者たちの日常と本音

盛り上がるアジアの若者消費(タイ編その3)

バンコクで暮らす若者たちの驚きの生活と本音とは?(写真はホテルのシェフとして働くジョエル君)
 今、多くの日本企業から注目を浴びる東南アジアは、平均年齢が20代の国ばかり。東南アジアでマーケティングをするということは、若者たちにモノやサービスを売る、ということと同義です。
 ところが、そこに暮らす若者たちの生態や消費傾向は驚くほど知られていません。そこで、「さとり世代」「マイルドヤンキー」の名付け親にして若者研究の先端をいく博報堂の原田曜平と、世界70カ国の現地在住日本人にネットワークを持つTNCの小祝誉士夫がコラボレーション。現地調査を元に各国の状況をリポートします。
 今回はバンコク在住の若者6人の素顔をのぞいてみます。

 バンコクに住む若者たちの日常

●ジョエル(男、ホテルのシェフ)

ジョエル君は大学卒業後、ホテルのシェフになりました。月給はサービス料(チップ)込みで1万6500バーツくらい。1バーツ3.6円程度(2015年2月現在)なので、日本円にして約6万円弱です。

タイの物価は日本より安く、おおむね日本の3分の1から4分の1なので、日本で言うなら月給20万円強。まあまあとも言えますが、ジョエル君いわく「いいホテルはもっと給料が高いので移りたい。ヘッドシェフになれば、月に10万~20万バーツ(36万~72万円)稼げる」と、向上心に燃えています。

デートはバンコク市内にあるチャトチャック・ウィークエンド・マーケットという市場が定番

ジョエル君はホテルのベーカリーでバイトをしている20歳の彼女とふたり暮らし。家賃1万バーツ(約3万6000円)は彼のほうが多く出しているそうです。

デートはバンコク市内にあるチャトチャック・ウィークエンド・マーケットという1万5000以上の屋台が集まる市場が定番。暑さが厳しくない11月から2月くらいの間はビアガーデンが登場するので、そこでオープンエアで酒を飲むそうです。基本的にシンハービールなどの安価な国産ビールが中心ですが、「この前、日本のアサヒを飲んでみたけど、すごくおいしかった」と言っていました。

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