心地よい数字、1%台半ば。しかし、動きとしては、少しずつ上がっていく傾向。2%を目指して順調に動きつつあると言える。止まってはいない。ゆっくり上がっている。今は、消費税もあって、足踏みだが。
そうすれば、狂った市場の声が追加緩和と騒いでも、2%を目指して順調だから、まだ必要ないと言える。しかし、必要になれば、いつでもやる用意があるといえる。
まさに、完璧だ。
そうか。やはり、黒田氏は完璧だったのだ。
腹芸も、戦略も。
しかし。本当だろうか。完璧でない私の頭で考えた妄想に過ぎないかもしれない。
私は、完璧でないので、わからない。困った。
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おばた せき / Seki Obata
株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。
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