米国株は、4つに分けて考えよう

マネックス証券・山岸大統氏に聞く(下)

「世界の株式投資家の目はアメリカに集まる」「日本株に投資する日本の投資家だってアメリカの動向を見ている」。
それなら、日本株の行方を予測する上でも、米国株をポートフォリオに入れるという選択肢がある。前回につつき、マネックス証券 アクティブ・トレーダー部の山岸大統氏に、米国株について詳しく聞いた。
前回の「世界最大・最強のアメリカ市場を見逃すな」はこちら
日本では最近苦戦のマックもグローバルで見ればまだまだ成長(撮影:大塚一仁)

前回は、米国株に投資するにあたって、銘柄選択でどんな要素に注目すべきか、4つの区分をあげました。当社でも3月10日以降、米国株の5夜連続の集中セミナーを準備していますが、以下もう一度とりあげ、一つ一つ具体的な銘柄も見ていきましょう。

1)グローバルブランド

2)IT・ハイテク企業

3)日本でも展開している

4)高(好)配当企業

マクドナルドは、まだまだ成長する

まずはグローバルブランドです。日本人の生活にすでに浸透している米国企業の商品、ブランドは消費財を中心に数多くあります。たとえばコカ・コーラやディスニー、マクドナルドなど。説明されなければ米国企業と知らない若者もいるかもしれません。

中でも特筆すべきは、マクドナルド。日本進出は1971年と早く、マックといえば日本のファストフードの代名詞と言えるほど浸透しています。このところ、日本マクドナルドの業績は苦戦を強いられていますが、世界的に見ると緩やかに右肩上がりの成長を、いまでも続けているのです。

現在120カ国に店舗を展開していますが、売上比率は北米、ヨーロッパで約7割を占めています。意外なことに、マクドナルドもアジア各国への出店はまだこれからであるということが大きく影響していると考えられます。

たとえばベトナムです。成長著しい国ですが、第1号店のオープンは今年の2月。しかも24時間営業です。ビッグマッグが日本円で300円程度なのですが、前日から並んだ人がでるほどでした。ベトナムでは350ミリリットルのビールが6本は買えるほどの金額ですが、それでも人気は続いており、連日列をなしているようです。

あのマクドナルドが、今ごろベトナムに第1号店?と少々驚きますが、物価水準や所得水準から考えると、ベトナムの人に望まれるタイミングがいまだったと言うことでしょうか。このように、今後も一番いいタイミングを見計らって、新興国へ順次進出していくでしょうから、成長の余地があると考えられます。

次ページIT・ハイテク企業の銘柄群は?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。