まずは、米国の株式市場に注目しなさい

松本大が団塊ジュニアに勧める、とっておきの投資術(1)

 日本は人口減少国家。経済の成長には期待できず、年金など社会保障負担が増すばかりだ。だから、「自分たちには未来がない」と諦めるしかないのだろうか?いや、諦めるのはまだ早い。日本がダメなら海外がある。では、海外で働くのはハードルが高い?自分が現地で働かなくても、お金に働いてもらうという方法がある。そう。海外に投資をするのだ。
 今回から2回にわたり、マネックス証券代表取締役社長CEOの松本大氏のインタビューを掲載。主に団塊ジュニアに向け、投資は危険なものという誤解を解いてもらい、かつ安心できる長期投資の方法も、語ってもらった。

米国の金融機関に就職して思ったこと

松本大(まつもと おおき)
マネックス証券株式会社 代表取締役社長CEO
1963年埼玉県生まれ。1987年に東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズを経てゴールドマン・サックスに勤務。1994年、30歳で同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、マネックス証券を設立。著書に『私の仕事術』、『「お金の流れ」はこう変わった! 』、『この国を作り変えよう』、『トーキョー金融道』などがある。

僕は大学を卒業して、そのまま米国で「キング・オブ・ウォールストリート」と称賛されていた投資銀行、ソロモン・ブラザーズに入社しました。

その後、同じく米国の投資銀行のゴールドマン・サックスに移籍し、パートナーというポジションに就いた後、マネックス証券を立ち上げました。

このような経歴なので、自分のビジネスパースンとしてのキャリアは、半分がメイド・イン・アメリカだと思っています。

僕が外資系証券会社でのキャリアをスタートさせたのは1987年。ソロモン・ブラザーズで最初に配属されたのは、債券部でした。

入社後はすぐに、アメリカにある本社に研修に出されました。数多くの優秀なトレーダーの中、リスク・テイキングの理解や姿勢などにおいて世界屈指の存在であったソロモン・ブラザーズで、金融という仕事やマーケットに対する見方など、多くのことを学ぶことができました。

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