日の丸食品メーカー、米国攻略の勝算

“先駆者”キッコーマンに学べ!

味の素、東洋水産、亀田製菓、明治――。日本の食品メーカーが、米国市場の本格開拓を進めている。

調味料大手の味の素は、北米での冷凍食品や調味料の事業を再編し、本格展開に乗り出す。「maruchan(マルちゃん)」ブランドが有名で、北米の即席麺市場で6割のシェアを誇る東洋水産は、約290億円を投じてテキサスに即席麺の工場を建設中。2014年から順次稼働を始める予定だ。

なぜ今、食品メーカーは北米市場に熱い視線を注いでいるのか。それは、日本の食品が北米の食習慣にうまく溶け込むことで、思わぬヒット商品を生み出すポテンシャルを持っていることが実証されつつあるからである。

既に北米で確固たる地位を築き上げている日の丸メーカーもある。その一例が、しょうゆ最大手のキッコーマンだ。

米国・ロサンゼルス近郊のスーパーマーケット、ウォルマート・ローズミード店。EDLP(エブリ・デー・ロー・プライス)を売りにした現地の中間層~低所得層向けのスーパーマーケットだ。そのアジア系食品コーナーで、キッコーマンのしょうゆはしっかりと売り場を確保している。

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