米国株、NYダウが9営業日連続で最高値更新

S&P500は早期利上げの観測で株価下落

 2月22日、米国株式市場はまちまち。FOMC議事要旨が早期利上げの可能性を維持する内容だったことを嫌気し、S&P総合500種指数は下落したが、ダウ工業株30種は9営業日連続で最高値を更新した。NYSEで撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。1月31─2月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が早期利上げの可能性を維持する内容だったことを嫌気し、S&P総合500種指数は下落したが、ダウ工業株30種は9営業日連続で最高値を更新した。

化学大手デュポン<DD.N>が3.4%上昇し、ダウ平均を押し上げた。欧州委員会が近く同業ダウ・ケミカル<DOW.N>との合併計画を承認するとのロイター報道が好感された。

ダウ平均が9営業日連続で終値の最高値を更新したのは1987年1月以来で初めて。

FOMC議事要旨では、多くの委員が雇用と物価の統計が予想通りなら「比較的近く」利上げを実施することが適切になるとの見方を示していたことが分かった。

また連邦準備理事会のパウエル理事は22日、「おそらく比較的早期に」利上げに踏み切るのが適切との見解を示した。

トムソン・ロイターのデータによると、議事要旨の公表前、金融市場は3月利上げの可能性を27%、5月の可能性を53%織り込むにとどまっていた。

グリーンウッド・キャピタルのウォルター・トッド最高投資責任者は、最近のFRB幹部の発言からは3月利上げの可能性がうかがえるが、「市場は織り込んでいない」と指摘。「(FRBは)利上げに向けて最大限の柔軟性を確保しようとしているのに、市場は頑固に『3月利上げはない』と言っているようなものだ」と説明した。

四半期決算が予想を上回った高級住宅建設大手トール・ブラザーズ<TOL.N>は6.1%上昇した。

石油価格の下落を嫌気し、S&Pエネルギー指数は1.6%安となった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.27対1だった。ナスダックも1.51対1で下げ銘柄が上げ銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約65億株で、直近20営業日の平均である68億株を下回った。

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