19日の米国株は下落、大統領就任式を警戒

市場がトランプ政策の詳しい内容見極めへ

 1月19日、米国株式市場は下落。ドナルド・トランプ氏の大統領就任式を前に投資家の警戒感が強まった。写真はNY証券取引所のトレーダー(2017年 ロイター/Stephen Yang)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は下落。ドナルド・トランプ氏の大統領就任式を前に投資家の警戒感が強まった。

昨年11月の大統領選後に始まった相場上昇は、ここ数週間で勢いが弱まっている。トランプ氏が掲げる政策の詳しい内容を市場が見極めようとしているためだ。

ボストン・プライベート・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、ロバート・パブリク氏は「大統領就任式を売りの機会にするという声は多い。いくつかの政策に向けた取り組みが実現に至るまでには非常に時間がかかると見込まれるからだ。だから市場は失速し、値固めに入ったように見受けられる」と指摘。相場が態勢を立て直して上昇する前に、まずは値下がりすると考えるのが妥当だとの見方を示した。

セクター別では公益や不動産、エネルギーの下げが目立ったほか、金融も0.6%安となった。金融株は大統領選後に金利上昇観測やトランプ氏が約束した規制緩和への期待から急伸した後、年初来では1%下がっている。

鉄道輸送のCSX<CSX.O>は23.4%高。同業カナディアン・パシフィック(CP)<CP.TO>の最高経営責任者(CEO)がヘッジファンドの前パートナーと組んでCSXの経営立て直しに向けて協議が進展していると伝えられた。

第4・四半期純利益が市場予想を上回った同業のユニオン・パシフィック<UNP.N>は2.4%上がった。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が2.99対1、ナスダックが2.55対1でいずれも下げが優勢。米取引所の合計出来高は約63億株で、過去20営業日平均の61億株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種19732.40 -72.32 -0.37 19813.55 19824.14 19677.94 <.DJI>

前営業日終値 19804.72

ナスダック総合 5540.08 -15.57 -0.28 5560.61 5571.53 5528.37 <.IXIC>

前営業日終値 5555.65

S&P総合500種2263.69 -8.20 -0.36 2271.90 2274.33 2258.41 <.SPX>

前営業日終値 2271.89

ダウ輸送株20種 9163.96 +23.09 +0.25 <.DJT>

ダウ公共株15種 657.89 -5.67 -0.85 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 918.03 -4.33 -0.47 <.SOX>

VIX指数 12.78 +0.30 +2.40 <.VIX>

S&P一般消費財 666.35 -2.25 -0.34 <.SPLRCD>

S&P素材 318.24 -1.99 -0.62 <.SPLRCM>

S&P工業 547.20 +3.20 +0.59 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 535.76 -1.99 -0.37 <.SPLRCS>

S&P金融 382.42 -2.31 -0.60 <.SPSY>

S&P不動産 189.97 -1.90 -0.99 <.SPLRCR>

S&Pエネルギー 544.55 -3.98 -0.73 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 809.70 -5.10 -0.63 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 172.55 +0.56 +0.32 <.SPLRCL>

S&P情報技術 831.66 -2.10 -0.25 <.SPLRCT>

S&P公益事業 246.60 -2.16 -0.87 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.55億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 19105 + 5 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 19045 - 55 大阪比 <0#NIY:>

*内容を追加しました。

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