金融サイトとは、エンターテインメントだ

世界最大級・個人投資家サイト運営社長に聞く

ADVFNは個人投資家に向けて、株式市場などの情報を提供するポータルサイトの運営会社。英国ロンドンに本社を構える。現在、世界14カ国でサービスを展開。登録ユーザー数は240万余り。チャート分析ツールのユニークさなどに定評がある。同社のクレム・チェンバース社長はメディアのコメンテーターも務めており、米CNBC、英BBCなどにも出演、フォーブスなどにも定期的に記事を執筆している。来日したチェンバース社長に、同社の戦略や欧州の債務危機に対する見方などを聞いた。

エンターテインメントとしての投資家サイトで成功

――ADVFNは、世界最大級の個人投資家向けWebサイトだそうですね。

英国やブラジルでは個人投資家向けサイトでリーダーといえるでしょう。

米国、フランス、ドイツ、日本(サイトはこちら)でもかなりの存在感を示しています。フィリピン、メキシコでも同様です。世界中のエクイティ、債券、コモディティ、外国為替証拠金取引(FX)関連のニュースや情報を提供しています。

儲けは半分が広告で、半分が有料会員からの収入です。今年1月にWebサイトを訪れた人の数(ユニークユーザー)は390万人に達しました。これはニュージーランドの人口に匹敵する数です。

チェンバース社長は著名なコラムニストでもある

――業界のリーダーである理由を、どのように自己分析されているのですか。

極めて単純な理由です。

ファイナンスを「エンターテインメント」として取り扱っているからです。ADVFNは米フォックスニューズあるいはロックTVのような存在です。

自分たちが金融関連の機関だとは考えていません。競争相手はみな、自らを金融関連の機関だと思っていますが、われわれは「エンターテインメント・チャンネル」だと考えています。

もちろん、真剣に取り組んでいますよ。多くの個人顧客がまじめで敏感、かつ収益性の高い投資家になるのを助けようと努力しています。

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