大宮vs柏、「駅周辺」が賑わっているのは?

「似ているようで差がある」2つの街を大比較

発展著しい大宮駅。多くの路線が行き交う(筆者撮影)

大宮と柏。どちらも東京近郊の拠点都市であり、都心へ通勤する際の条件がよく似た街である。都心までの距離は、大宮駅から東京駅までが30.3キロ、柏駅からは32.7キロとほぼ同じで、運賃はどちらも東京まで550円と同額だ。

2015年3月の「上野東京ライン」開業で、さらに条件は近づいた。通勤時間帯の所要時間は大宮から東京までが36分程度、ラッシュ時の東京直通は少ないものの柏からは39分程度と、ほぼ完全に互角だ。そして実際に、大宮を含むさいたま市民の約24%、柏市民の約30%が都内へと通勤している。

距離も運賃もよく似た2つの駅

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(©OpenStreetMap.org contributors)

都心へ向かう路線の構成もよく似ている。大宮には宇都宮線・高崎線、柏は常磐線が上野や東京に直結する快速線としての機能を果たしている。

一方、緩行線(各駅停車)は、大宮の場合は京浜東北線が赤羽や上野、東京を経由して南へと向かい、柏は常磐緩行線が綾瀬から千代田線に乗り入れ、大手町・日比谷などのオフィス街、霞ヶ関の官庁街に直結しており、利便性という点でも互角である。

大宮は都内に向かう別ルートもあり、湘南新宿ラインや埼京線が副都心・新宿へ向かうルートとして多くの乗客を集めている。一方、常磐線方面から新宿に直接アクセスするルートはない。それは地理的条件から仕方がないことである。だが、大宮も柏も、快速線と緩行線の2つが走り、都心とを結んでいるという点では同じだ。

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