エンジニアにとってキリの良い数字は? 10とか20ではない!

✎ 1〜 ✎ 81 ✎ 82 ✎ 83 ✎ 最新
拡大
縮小

ぼへちゃんの会社では、社内で技術についての勉強会を開くのが活発なようです。ITの世界は日進月歩。つねに新しい技術が発表されています。範囲が広くて、スピードも速い。すべてを個人で勉強していくのは無理です。そのため、ひとりひとり、それぞれ興味を持った分野に限って勉強し、それをみんなで教えあう勉強会が、この世界ではたくさん開かれています。

今年の勉強会、年に何回ぐらいやりたいか、皆に聞いてみたところ、8回、16回、32回と、半端な数が返ってきます。普通は週1回とか年10回とかキリのいい数字が返ってきてもいいものなのですが、なぜでしょうか。

「だってITの世界でキリのいい数字って2のべき乗でしょ」

そうなんです。コンピュータはわれわれが普段使っている10進数ではなく、2進数で動いているんです。2進数での “10” は 10進数では “2”、“100” は “4”、“1000” は “8” です。そう、2進数でのキリのいい数字は、2のべき乗なのです。

ぼへちゃんの同僚は皆エンジニア。皆にとってのキリのいい数字は当然2のべき乗なのですが、まあ、エンジニアとはいえ、10や20もキリのいい数字という感覚は当然持っているので、単に面白がって言っているだけのようですけど。

ぼへぼへ 某エンジニア

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Bohebohe

とあるWeb企業で働くインフラエンジニア。販売、営業、OLなどを経て、エンジニアに転向。SIerからエンジニア人生を始めて、現在はWeb系で働く。ベテランかと思いきや、ぼへぼへとしてたら年数経ってただけの中の人。だんな君もエンジニア。

 

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT