女性が管理職として活躍できる会社を探そう

「就職四季報 女子版」の読み方と使い方<2>

総合職と一般職を併願出来る企業もある(写真:よっし / PIXTA)

男子と違って女子は採用の形態がいくつかに分かれている。そこで、まず『就職四季報 女子版』の「男女・総合一般別採用実績」をチェックしてほしい。女子版には総合職、一般職、研究職、事務専門職など職種別の男女別採用数が掲載されている。

女子採用数が多いと思ったら、一般職が多くて総合職は少ないというケースもある。これでは総合職希望の女子学生には意味がない。

例えば三井住友海上の場合、2015年3月卒の女子(修士・大卒)を377人採用したが、そのうち総合職は10人。損害保険ジャパン日本興亜は女子採用432人中、総合職はわずか7人に過ぎない。採用人数だけでなく内訳をしっかりチェックしよう。

女性役職者の比率をチェックしよう

就職四季報プラスワンの過去記事はこちら

安倍政権は女性の積極的登用を成長戦略の重点として掲げていて「2014年の日本の女性役職者比率11.3%を、2020年までに30%にする」という目標を掲げている。キャリアアップ志向の強い女性も増えているが、なかなか女性の役職者比率は向上しない。

女性にチャンスを与えて、成果を出せば昇進させる企業なのかどうかを、「女性の役職者」でチェックしよう。「女性の役職者」の左側の数字が女性役職者数で( )内が男女合計の役職者数だ。女性の役職者数が役職者数全体の何%なのか計算してみてほしい。業界や会社によって数字が大きく違うことがわかるはずだ。

例えば、女子社員の多い百貨店の場合、『就職四季報 女子版』2016年版のデータを基に計算すると三越伊勢丹は19.7%、髙島屋は41.1%、そごう・西武28.0%。同業内で差があるが、3社とも日本の平均値を大きく上回っている。

一方、女性比率がかなり低い業界もある。例えば、総合商社の三菱商事では管理職総数3752人に対して、女性管理職は241人で6.4%。住友商事は2557人に対して57人で2.2%。

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