堀江貴文「今年もムダに目標をたてた人たちへ」 「絵にかいた餅」を作るより重要なこと
ぼくはいっさいの計画を持っていない
僕は「目標を持たない」のだが、「計画」というものもムダだ。
「まず3カ月以内に○○して、半年後には○○する。3年後には○○して、5年後、10年後には……」というふうに、やたらと細かくステップを踏みたがる人が多い。
いまだに「計画→実行→評価→改善」からなるPDCAの本がベストセラーになったりしているところを見ると、「将来の計画(Plan)からはじめる」というのが、人々の思考のクセになり、行動を妨げてしまっているように思う。
しかし、わざわざ段階を踏む必要なんてあるのだろうか? 0歩でたどり着けるなら、それがベストではないのだろうか?
極端な話だが、今この瞬間に、信頼する人から「6時間後に知的生命体のいる別の恒星系に向けてロケットが出発しますけど、堀江さんも乗りたいですか?」と声をかけられれば、ぼくは躊躇なく「もちろん!」と答えるだろう。
「何も訓練していないし……」とか「コンディションをもう少し整えてから……」とか「事故のリスクはないのかな……」とかいったことは考えない。
ぼくにとっての「やりたいこと」は、決して「いつか叶えたいこと」などではない。実現できるなら、今すぐにでも実現してほしいことばかりだ。
ぼくは何事についても、どうすれば「最短の時間・距離」で実現できるかを考えている。
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