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「断る」のがヘタな人とうまい人の決定的な差 常に同じ優先順位で迷わずスッパリできるか

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上手に断るためにはどうすればいいでしょう。それは、自分の人生の中での「優先順位」を決めておくことです。

「家族」が大切と思う人は、「土日は家族と過ごす時間」というルールを決めます。「どうしても急な仕事が入ったので、日曜日に出勤してくれないかな」と言われたら、「申し訳ありませんが、土日は家族と過ごす時間なので」と断ります。

ルールにそぐわない仕事の場合は、0.1秒で断るだけ。たとえ、高額な仕事であってもです。

また断る場合は、「迷わず断る」ことが重要です。「えー、そうですね……」と迷った素振りを見せると、「なんとか頼むよ」と付け入られてしまいます。迷うということは、「断る明確な理由がない」ということを相手に伝えているのと同じです。迷わずにすぐに断ることで、自分の意思の固さ、自分のポリシーの固さが相手に伝わります。

また、ケース・バイ・ケースで判断するのもよくありません。「断る」判断は、「優先順位」に照らし合わせて、つねに同じ基準で断ってください。「今回だけ特別に頼むよ」という言葉には決して乗らないこと。「今回だけ」が永久に続くことになります。

また、ケース・バイ・ケースで判断すると、「Aさんの頼みは聞くのに、なぜ俺の頼みは聞かないんだ」と、トラブルの原因になります。つねに同じ基準で公平に断っていくかぎり、大きなトラブルが起きることはないでしょう。

人間関係を悪化させない、誠意が伝わる「断り方」

とはいえ、「断ると角が立つので断りづらい」と思っている人がほとんど。そこで、「断りの公式」を使うと、角が立たずに断ることができます。

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断りの公式は、「謝罪(感謝)+理由+断り+代替案」です。

たとえば残業を頼まれた場合、「すみません(謝罪)。選んでいただいて大変ありがとうございます(感謝)。本日、子どもの塾の送迎があるため(理由)、残念ながらお引き受けできません(断り)。明日の午前中でしたら終わらせることができるのですがいかがでしょうか(代替案)」

まず、謝罪(感謝)のクッション言葉をはさみ、理由を先に述べて、「結論」である「断り」はできるだけ最後に述べるといいでしょう。同じ断るにしても、「断りの公式」を活用すると、誠意のある断り方ができます。

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