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抗菌グッズはどうやって菌を抑えているのか 意外と知らない、よく使う「すごい技術」

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さらに、繊維自体が吸汗速乾性の素材から作られるウエアもある。たとえば「キュプラ」と呼ばれる繊維は従来、「ベンベルグ」という名でスーツの裏地に利用されていたが、吸汗速乾の素材として再び脚光を浴びている。綿花の種子の周りに生えているうぶ毛状の繊維から作られる再生セルロース繊維で、多孔質で吸放湿性に優れ、ムレやベタつきを繊維自体が抑えてくれる。当然、この素材から作られる肌着は夏でも快適だ。

スポーツの場では、多少の繊維の工夫だけでは汗はひかない。そこで、さらなる荒業を施したスポーツウエアも開発された。内側に撥水(はっすい)ポリエステルの突起を配し、外側の吸水ポリエステル繊維と組み合わせることで、外側の吸水部分では吸いきれない汗を衣服の下にはじき落とすのである。

吸汗速乾の開発の原点は?

古来、日本人は夏場に麻の衣服をよく着た。通気性がよく皮膚にベタつかない「吸汗速乾性」があるからだ。吸汗速乾の開発の原点は、この辺にあるのかもしれない。

繊維自体が吸汗速乾性を持つ素材(イラスト:小林哲也)
汗を振り払う素材(イラスト:小林哲也)

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【撥水(はっすい)の仕組み】

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