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名古屋は、なぜ外国人にとって宝の山なのか 豪州人を魅了する日本最強の観光資源

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――名古屋の訪日インバウンドをどう盛り上げますか?

クリス:まず、すごく大事なのは名古屋というエリアのネームバリューをもっと高めること。東京、大阪、京都、広島、札幌は世界的にネームバリューがあるけど、名古屋のネームバリューはかなり低い。「NAGOYA???それ、どこ?」ってなっちゃう。

では、名古屋で何をアピールするかというと、僕は「サムライ」だと思ってます。海外でもサムライはとても有名だし、人気もある。三英傑の信長、秀吉、家康をはじめ多くのサムライ(大名)がこの東海地方で生まれ、そのサムライたちが日本全国に散らばり、その地域で城を築き、街をつくり、文化をつくった。この名古屋というエリアは「サムライのふるさと」であり、日本という国のルーツと言ってもいいかもしれない。

サムライ以外にも、名古屋の魅力はたくさんあるけど、世界で名古屋のネームバリューを高めるためには、「サムライ」という言葉やストーリーのインパクトを使って発信していくことが重要だと思います。名古屋を盛り上げるために、仲間たちと一緒に考えたキャッチコピーは、「SAMURAI CITY NAGOYA」!世界に名古屋を発信するためには、これくらいのインパクトが必要ですね。

日本人は歴史や文化を大切していない?

名古屋を「サムライシティ」のストーリーで世界に売り込んでいきたい

――サムライがエンターテイメント化している最近のトレンドについてはどう思いますか?

クリス:全国各地に武将隊ができたことで、若い人がサムライに興味を持ち、歴史や文化を学ぶきっかけになっているのはすごくいいこと。

でも、それを見る相手が「外国人」になった場合、甲冑を着て歌ったり踊ったりするだけでは、満足できないという人たちがいるというのも事実です。

ダンスしている武将隊を見て「なぜ、日本人は自分たちの歴史や文化を大切にしないんだ」という人もいます。

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【日本の観光ビジネスの問題点】

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