読売ジャイアンツの公式Xに投稿された一本の動画が、思わぬ波紋を広げている。
10月30日、新たに監督に就任した松井秀喜氏が秋季キャンプに合流した。球団公式Xは、松井監督が選手たちと握手を交わし挨拶する動画を公開したが、映像に登場した一部の選手が帽子を脱いでいなかったことから「礼儀がなっていない」「監督が帽子を脱いでいるのに失礼だ」といった批判がSNSで相次いだ。11月4日時点で投稿の表示回数は約2800万回を超えている。
脱帽していなかったのは若手ではなく中堅~ベテランの選手と見られている。松井新監督も帽子を脱ぎ、坂本勇人、田中将大のチームの年長者も脱帽していたのだから、確かに一部選手の姿は目立った。松井新監督は就任会見で「巨人軍は常に紳士たれ」という点を強調していたこともあり、その点においても巨人ファンからの批判につながった面もある。
公式Xで投稿、自ら拡散した
しかし、今回の騒動で筆者が気になったのは、選手が帽子を脱いだかどうかではない。この映像を公開したのが、球団の公式Xだったということだ。結果として選手の様子をファンに届けるための投稿が、選手への批判を招いてしまった。SNS時代の球団広報が抱える難しさを象徴しているように思える。


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