バンパーに備えたカメラを使って、曲がり角でドライバーの死角を補助するフロントワイドビューや、クルマの周囲を3D表示する3Dビュー、クルマの下まで確認できるインビジブルフードビューといった機能が用意された。
これら機能をまとめて「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知・3Dビュー機能)」と呼ぶ。日産はこの長い名称を嫌い、「見えルークス」というキャッチフレーズで機能をアピールしている。
また、Googleを搭載した「Nissan Connectインフォテインメントシステム」のオプション採用もトピックのひとつだ。
つまりルークスは、日産らしいデザインと、先進の運転支援機能と最新のインフォテインメントが売りとなる軽自動車なのだ。
2026年は10万台ペースとなる好調さ
では、実際に新型「ルークス」は、どれだけ売れたのだろうか。
まず、発表1カ月での受注数は1万1344台。10月下旬のデリバリー開始から、2026年9月までの11カ月で、トータル9万1304台を販売している。ざっくり言えば、“1年10万台弱”だ。
また、2026年1月から9月までの販売は累計7万6674台。2026年暦年でも、年間10万台が見込める。
この数字は、相当に良いと言える。なぜなら、2020年に発売となった先代モデルは2021年こそ8万4748台を売ったが、その他の年は、7万~7万3000台にとどまっていたからだ。
モデルライフの末期である2024年や2025年も7万台レベルをキープしたのは堅調だったとは言えるが、それ以上には売れなかったのだ。
ところが、今回の新型モデルは、あっさりと過去の数字を上回っている。スマッシュヒットと呼べる売れ行きの良さだ。
今回の新型ルークスは、軽自動車販売ランキングでも新たなフェーズに足を踏み込んでいる。
これまでルークスの年間ランキングは、6位と7位がほぼ定位置であった。上にあるのは王者N-BOXと、それに続くスペーシア、タントというスーパーハイトワゴンのベストセラーたち。そして、「ワゴンR」「ムーヴ」「ハスラー」といった、ハイトワゴンやSUVモデルが名を連ねる。


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