親戚の女性も、叔母に何度か声をかけていた。
「年配の人って、片付けのことを言われると、どうしても身構えてしまうんです。私たちも『片付けようよ』と言っていたんですけど、『嫌、また今度』とか返されて」(親戚の女性)
本人に拒まれてしまえば、家族はそれ以上強くは言えない。二見氏自身も、祖母との間で同じ経験をしている。
「僕のおばあちゃんがそうでしたけど、何か聞くたびに『あんたは私が死ぬのを待ってるんか』とか、『私の死ぬ準備してるみたいで嫌や』とか言われて、何も共有してくれなかった」(二見氏)
結局、二見氏の祖母が入院した際に家族が預かることができたのは、年金が振り込まれる通帳1冊だけだった。
そこにあるものが「最新」になっているかを確かめる
叔母の家の片付けを経て、姪の考えは変わった。
「今回のことで、私もやらなきゃダメだと思いました。“これが最新だよ”とわかるようにしておかないと、次の人をかえって混乱させてしまう。それがよくわかりました」(姪)


※ログイン後、コメント入力が可能です。