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ライフ #仲人はミタⅡ 婚活現場で出会った"猛者"たち

「知られたら離れていく」47歳婚活男性が明かした過去に、相手女性が出した結論 "どこまで話すか"問われる婚活現場

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婚活現場では自分のすべてを曝す必要はあるのでしょうか(写真:metamorworks/PIXTA)
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ひさおは、みえの言葉を聞いて答えた。

「たとえ髪の毛がなくなっても、僕の気持ちは変わらないよ。もし、その姿を周りに見られるのが嫌なら、みえちゃんに似合うウィッグを僕がプレゼントする」

みえは泣いた。

ひさおの言葉に、病気への不安がすべてなくなったわけではない。それでも、「元気なときの自分」だけでなく、これから変わるかもしれない自分も受け入れようとしてくれる人が、目の前にいることを大切にして、生きていこう。みえは、ひさおと結婚することを決めた。

そして、2人は成婚退会していった。

それでも一緒にいたいという相手を

それから1年後に届いたのが、冒頭の写真だった。

ショートカットのみえが、ひさおの隣で微笑んでいる。写真1枚から、治療の経過や2人の日々のすべてがわかるわけではない。ただ、結婚を取りやめたいとまで言っていたみえが、ひさおの隣にいて、2人でこの写真を筆者に送ってきてくれた。

それが仲人とそしては、心からうれしかった。

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婚活では、相手の条件を見る。結婚後の生活を考えるうえで、条件を確かめることは大切だ。だが、プロフィールに書かれた「今の条件」だけでは、長い人生をともに歩めるかどうかはわからない。

2人が結婚を決めたのは、病気を軽く考えたからではない。怖いという気持ちを伝え合い、それでも一緒にいたいと思ったからだろう。写真の中のみえは、ひさおに寄り添っていた。ひさおも、みえの隣で笑っていた。筆者はしばらく、その写真を見つめていた。

結婚相手に何を求め、どんな時間をともに過ごしたいのか。2人の笑顔を見ていると、そんな問いが浮かんでくる。婚活でうまくいく人は、おそらく「自分の隣にいる人と、どんな日々を重ねていけるか」をきちんと見えている人なのではないだろうか。

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