「どんな役でもお芝居が本当に素晴らしくて、同じ作品に出演させていただくだけで、すごく勉強になるんです。以前ご一緒したときも、自然体で現場にいながら、主演として現場の雰囲気をつくり、お芝居でも引っ張ってくださいました。決して気負うことがないんですよね」
『RYUJI 竜二』は、1983年の映画『竜二』を水田伸生監督が新たに映画化した作品。妻子との暮らしのために裏社会から足を洗い、酒屋の配達員として働き始めた竜二。しかし、穏やかな生活の中に、かつての兄弟分たちが再び現れる。彼らもまた、竜二にとっては「もう一つの家族」だった。
男たちの世界を描く物語の中で、妻・まり子をどう捉えたのか。
「どの時代でも、女性がいちばん強いと思っている」
「リメイクのヤクザ映画で、女性の登場人物は少ないんですよね。この時代は男性の立場が圧倒的に上というか、女性は家で家事をしているようなところがありますけど、私はどの時代でも女性がいちばん強いと思っているんです。だから、その強さは自分に表現できるんじゃないかなと思いました」
では、川栄が考える「女性の強さ」とは何なのか。
「小さな子どもでも、やっぱり女の子ってすごく強いんですよね。生まれ持ったものなのかなとも思います。それに、お母さんになると、守るものができる。そういう部分でも女性の強さを感じます。この作品にはいろいろな登場人物がいますけど、『自分がいちばん強い』と思いながら演じていました」


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